本の紹介『ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法』

はじめに

1on1ミーティング(以下1on1)という手法について聞いたことがある訪問看護管理者の方は多いのではないかと思います。また、ご自身が1on1を業務に取り入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1on1とは上司と部下の間で定期的に行う一対一の対話のことです。... 続きを読む

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あなたは”キング”ですか?それとも”リッチ”ですか?本の紹介『起業家はどこで選択を誤るのか―スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ』

はじめに

 訪問看護ステーション経営を始めた看護師の方は起業家である、と言うことができると思います。今回はこの起業家という点から訪問看護ステーションの経営者について考えていきます。... 続きを読む

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本の紹介『看護管理 Vol.31 No.5 2021年 05月号 特集 心理的安全性——個々の強みを生かし,変化への適応力が高いチームをつくる』

はじめに

 心理的安全性という言葉を耳にしたことのある訪問看護管理者の方も多いのではないでしょうか。自ステーションでどうやって心理的安全性をつくり出し、活かしていこうかと試行錯誤している方もいらっしゃると思います。このブログではこれまで、心理的安全性について書かれた本をいくつかご紹介してきました(チームが機能するとはどういうことか恐れのない組織)。
 今回ご紹介する以下の雑誌は、ヘルスケア領域において「心理的安全性」がどのように研究や実践に活かされているのか、その”今の現状”を知るのに最適であると思います。... 続きを読む

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本の紹介『恐れのない組織-「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』

はじめに

 看護師は病棟においても在宅看護においても、チームで協働して患者さん・利用者さんのより良い生活を守っています。そこで、今回は「どうしたら良いチームが作れるのか」という管理者が常に頭を悩ませるテーマに関する『恐れのない組織-「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』という本をご紹介いたします。... 続きを読む

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本の紹介『経営者に贈る5つの質問 第2版』

はじめに

 訪問看護管理者の方々は日々の業務に追われる中で、自分の仕事の”そもそも”を考えたくなるタイミングはないでしょうか。そうしたときに、”そもそも”は曖昧でどこから考えればよいのかわかりにくいことが多いと思います。
 こんな時に優れた問いかけがあると非常に考えが進めやすくなります。今回ご紹介する本はその優れた問いかけを提供してくれる本になります。... 続きを読む

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エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)②

 前回、看護師の職場環境改善という課題を解決するために看護のエビデンス・ベースド・ナーシング(EBN)と経営学のエビデンス・ベースド・マネジメント(EBMgt)をかけ合わせたエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)という定義を新たに提案しました。今回はエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)について詳しくご紹介したいと思います。... 続きを読む

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エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)①

 現場で看護管理者の方々を支援しているとき「学者先生たちの話は役に立たない」という言葉を耳にすることがありました。それは、学問の世界では「WHY=なぜその事象が起こるのか」についての研究が主流ですが、現場の方にとってはそれよりも「HOW=どうやってその事象を解決するのか」を知りたいとニーズのアンマッチが起こっているからだということを感じました。... 続きを読む

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本の紹介『孤独の科学ー人はなぜ寂しくなるのか』

はじめに

 訪問看護ステーションのスタッフをマネジメントするにあたって、ステーションの人間関係は非常に重要な要素であると思います。人間関係とそこから生じてくる問題が悩みである、という訪問看護管理者さんは多いのではないでしょうか。
 blogではこれまで、ステーションのマネジメントに役立つ理論をいくつか紹介してきています。ハーズバーグの二要因理論や、チームが機能するメカニズム奉仕からはじめて信頼を得て人々を導くリーダーシップスタイル等です。
 今回ご紹介する『孤独の科学ー人はなぜ寂しくなるのか』は、孤独感が人間にどのような影響を与えるのか、言い換えるとなぜ人間はつながりを求めるのかについて、様々な学問領域の知見を用いて解き明かしていきます。
 マネジメントという仕事をする訪問看護管理者の方には、そもそも人間ってどういう存在なのか、を考える良いきっかけになる本であると思います。... 続きを読む

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