本の紹介『ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法』

はじめに

1on1ミーティング(以下1on1)という手法について聞いたことがある訪問看護管理者の方は多いのではないかと思います。また、ご自身が1on1を業務に取り入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1on1とは上司と部下の間で定期的に行う一対一の対話のことです。... 続きを読む

続きを読む →

ケース『訪問看護管理者西川の苦悩ーどうやってメンバーをまとめていけば良いのだろうかー』

概要

 訪問看護ステーションもなみの管理者である西川は、事務所で本社の担当者とweb会議を行っていた。そこへスタッフの1人が事務所に帰ってきた。そして開口一番に発した言葉は「辞めます」であった。... 続きを読む

続きを読む →

開催報告『第2回訪問看護管理者セミナー訪問看護のチームづくりのコツ」』

はじめに

 9/18(土)の13:00-13:45に「訪問看護管理者への役立ち」をコンセプトにオンラインでセミナーを開催しました。
 お忙しい中ご参加くださったみなさん、どうもありがとございました。
活発な議論が行われ、講師側も多くの気づきを得ることができました。... 続きを読む

続きを読む →

本の紹介『介護人材マネジメントの理論と実践 不確実性を活力に変える「創発型人材マネジメント」』

はじめに

 訪問看護という仕事を考えたときに、関係する仕事のひとつに訪問介護という仕事があると思います。看護という仕事と介護という仕事、これらの利用者になる方々は同じ人であることもあるでしょう。例えば、週3回訪問介護をお願いしている人が、週1回訪問看護を利用している状況です。
 訪問看護に近接する領域として、訪問介護とはどのようなものか、そしてそこで働くマネージャーたちはどのような悩みを抱えているかを知ることは、訪問看護管理者の仕事を考える上でも有用であると思います。
 本書「介護人材マネジメントの理論と実践」は、日本の介護サービスの現状と問題点を明らかにし、介護人材をマネジメントする人たちに向けた明るいメッセージを提供しています。
 一読後改めて本書の英語タイトル「HRM to Make Care People Creative in Uncertain Job Situations 」を読むと、このタイトルが本書の内容を一文でよく表していると感じます。... 続きを読む

続きを読む →

本の紹介『チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』

はじめに

 前回のblogで、「チーム」という視点から訪問看護ステーションの経営を考えるのがよいのではないかということを書きました。では、チームというのはどういうものなのでしょうか。スポーツのチームなどを想像する方が多いのではないかと思います。仕事の場におけるチームについて考えるとき、多くの気づきを与えてくれるのが、今回紹介する以下の本です。... 続きを読む

続きを読む →

ケース『訪問看護管理者竹内のため息』

概要

複数の拠点をもつケアフル訪問看護ステーションで働いている竹内は2ヶ月前に新しい拠点の看護管理者として着任した。竹内は現在、ステーションで働く看護師たちへの対応に頭を悩ませていた。やる気はあるが話を聞かない者、業務に協力的でないベテラン。どうしても業務が集中してしまう看護師もおり、部署の雰囲気は不穏なものが漂っていた。竹内は訪問看護ステーション の運営、特に看護師たちをどのようにマネジメントすればよいのであろうか。... 続きを読む

続きを読む →