本の紹介『経営者に贈る5つの質問 第2版』

はじめに

 訪問看護管理者の方々は日々の業務に追われる中で、自分の仕事の”そもそも”を考えたくなるタイミングはないでしょうか。そうしたときに、”そもそも”は曖昧でどこから考えればよいのかわかりにくいことが多いと思います。
 こんな時に優れた問いかけがあると非常に考えが進めやすくなります。今回ご紹介する本はその優れた問いかけを提供してくれる本になります。... 続きを読む

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ケース『初めての採用(A)』

概要

 国原訪問看護ステーションはオープンから約半年が経過していた。利用者が増えていく中で、管理者である三浦は社長に対して看護師の採用を依頼した。採用することのゴーサインが出てたが、採用については三浦自身がすることになった。しかし三浦は看護師の採用をした経験はない。どのように採用をすればいいのか。手探りの状態で三浦は看護師の採用に向けて動き始めた。... 続きを読む

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エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)②

 前回、看護師の職場環境改善という課題を解決するために看護のエビデンス・ベースド・ナーシング(EBN)と経営学のエビデンス・ベースド・マネジメント(EBMgt)をかけ合わせたエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)という定義を新たに提案しました。今回はエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)について詳しくご紹介したいと思います。... 続きを読む

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エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)①

 現場で看護管理者の方々を支援しているとき「学者先生たちの話は役に立たない」という言葉を耳にすることがありました。それは、学問の世界では「WHY=なぜその事象が起こるのか」についての研究が主流ですが、現場の方にとってはそれよりも「HOW=どうやってその事象を解決するのか」を知りたいとニーズのアンマッチが起こっているからだということを感じました。... 続きを読む

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本の紹介『孤独の科学ー人はなぜ寂しくなるのか』

はじめに

 訪問看護ステーションのスタッフをマネジメントするにあたって、ステーションの人間関係は非常に重要な要素であると思います。人間関係とそこから生じてくる問題が悩みである、という訪問看護管理者さんは多いのではないでしょうか。
 blogではこれまで、ステーションのマネジメントに役立つ理論をいくつか紹介してきています。ハーズバーグの二要因理論や、チームが機能するメカニズム奉仕からはじめて信頼を得て人々を導くリーダーシップスタイル等です。
 今回ご紹介する『孤独の科学ー人はなぜ寂しくなるのか』は、孤独感が人間にどのような影響を与えるのか、言い換えるとなぜ人間はつながりを求めるのかについて、様々な学問領域の知見を用いて解き明かしていきます。
 マネジメントという仕事をする訪問看護管理者の方には、そもそも人間ってどういう存在なのか、を考える良いきっかけになる本であると思います。... 続きを読む

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ケース『訪問看護管理者西川の苦悩ーどうやってメンバーをまとめていけば良いのだろうかー』

概要

 訪問看護ステーションもなみの管理者である西川は、事務所で本社の担当者とweb会議を行っていた。そこへスタッフの1人が事務所に帰ってきた。そして開口一番に発した言葉は「辞めます」であった。... 続きを読む

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本の紹介『採用学』

はじめに

 訪問看護師の採用を検討されている看護管理者さんは多いのではないかと思います。いい人がいないかを絶えず考え、あの手この手で募集者を増やそうとしている方も多いと思います。
 採用をしようと考えたときに、そもそも採用って何だろうか、という問いに出会ったときに役立つのが今回ご紹介する『採用学』です。... 続きを読む

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