ケース『報告されなかった医療事故ー訪問看護ステーションあさひが丘の苦境2ー』

概要

訪問看護ステーションの新任管理者として着任した山代は、自分の着任前に起きていた医療事故についてケアマネからの問い合わせで気がついた。ステーションのメンバー間のコミュニケーションはほとんどないようである。山代は今後どのように動けば良いのか悩んでいた。... 続きを読む

続きを読む →

新サービスの紹介『訪問看護マネジメントセミナー』

直近の新型コロナウィルスオミクロン株の流行によって急遽お休みするスタッフや陽性・濃厚接触者となった利用者様の対応、そして大雪などで大変な状況と思います。中でも、経営者、管理者の皆様は自分だけは休めない、スタッフのフォローをしないといけない、と緊張の強いられる日々を過ごしていらっしゃると思います。... 続きを読む

続きを読む →

エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)②

 前回、看護師の職場環境改善という課題を解決するために看護のエビデンス・ベースド・ナーシング(EBN)と経営学のエビデンス・ベースド・マネジメント(EBMgt)をかけ合わせたエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)という定義を新たに提案しました。今回はエビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)について詳しくご紹介したいと思います。... 続きを読む

続きを読む →

エビデンス・ベースド・ナーシングマネジメント(EBNMgt)①

 現場で看護管理者の方々を支援しているとき「学者先生たちの話は役に立たない」という言葉を耳にすることがありました。それは、学問の世界では「WHY=なぜその事象が起こるのか」についての研究が主流ですが、現場の方にとってはそれよりも「HOW=どうやってその事象を解決するのか」を知りたいとニーズのアンマッチが起こっているからだということを感じました。... 続きを読む

続きを読む →

ケースメソッドとは何か(4)Tough-Mindedness and the Case Method(硬い心とケース・メソッド)について

はじめに

 ケースメソッドを理解する手がかりとして、1954年に出版された『The Case Method at the Harvard Business School』の翻訳である『ケース・メソッドの理論と実際』を利用しながら、デューイング、グラッグのエッセイを読んできた。
 今回は、この本の編者でもあるマクネアー(Malcom P. McNair)が書いたエッセイ「Tough-Mindedness and the Case Method(柴田典男訳:硬い心とケース・メソッド)」を題材にケースメソッドとは何かについて論じていく。... 続きを読む

続きを読む →