開催報告『第3回訪問看護管理者セミナー 訪問看護ステーションの採用のコツ」』

目次

はじめに

 10/19(火)の13:00-13:45に「訪問看護管理者への役立ち」をコンセプトにオンラインでセミナーを開催しました。
 お忙しい中ご参加くださったみなさん、どうもありがとございました。

セミナーのポイント:実務経験に根差した発言がセミナーでの学びをより豊かにする

 今回はある訪問看護ステーションの新任管理者が看護師の採用を考えるケースを題材にしました。
 ケース討論が始まると、ご参加のみなさんの今までの実務経験や問題意識を背景とした様々な発言が出てきました。訪問看護師の採用経験がある方も中にはいらっしゃって、議論はより臨場感を帯びたものになりました。
 セミナーで印象的だったのは、採用であなたは何が一番大事だと考えますか、という問いかけに対する発言でした。求職者が自分のステーションで働く姿を思い浮かべてみてください。そして、訪問看護師という仕事特性のことも考えてみてください。そうすると自ずと一番大事なことが見えてくるはずです。
 ケース討議は活発な議論が行われ、20分の時間はあっという間でした。採用のうち、今回は募集に焦点を当てたセミナーでしたが、参加者のみなさんは採用した人を定着させるためにはどうすればいいのか、こういったことに悩まれている印象を持ちました。そういった意味で言うと、今回のセミナーは参加者の要望からは少し外れてしまいました。
 その後、10分間程度で採用のプロセスにおいて募集段階でどのようなことを考えて動くべきかとケースの状況に当てはめるとどうなるかについてを解説しました。

参加者の声

 「現在の仕事とリンクしており同じように悩んでいる方がいたり、気さくに発言できるセミナーであった」、「定着を見据えた採用の大切さ気づかされました」といったセミナーへの感想がありました。
 発言しやすくなるような雰囲気を作り出すことは特に注意をしている点です。議論して学ぶことに興味のある方はぜひご参加ください。発言しやすい雰囲気であることをお約束します。

おわりに

 合同会社manabicoは訪問看護ステーション運営法人を中心に様々な支援を行なってきました。来月は訪問看護管理者の多くの方が一度は悩む、スタッフの「動機づけ」をテーマとしたオンラインセミナーを開催する予定です。

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