合同会社manabicoの立ち上げについて④

下記のブログの続きになります。

今回は次回はMBA卒業後から合同会社manabicoの立ち上げまでの経緯です。

MBAでは一般的な経営の知識を学びつつ、地域包括ケアや医療政策に強いゼミに所属していました。MBA修了後は縁あって母校の助教として1年有期で働くことになりました。

助教の仕事のなかで出会った訪問看護の社長に頼み込み、助教の期間満了後は訪問看護師として働くことにしました。東京都新宿区で介護保険制度ができる前から長年、訪問看護を実践しているステーションで、ベテランの先輩方と同期に恵まれ訪問看護の魅力に夢中になりました。その後、地域包括ケア全体をより理解したいと考えてデイサービスやショートステイ等で働き、またMBAの先輩の紹介で外資系企業の人事としても働き、気づいたらMBA入学から10年が経っていました。

MBA入学からの10年間をふりかえり、病棟で看護師をしている時に感じた問題意識に向き合い「看護師を助ける仕事」をするために合同会社manabicoを立ち上げることにしました。

私たちの会社では、看護のプロフェッショナルマネジャーを増やし、現場でいきいきと働き続けることができる看護師を増やすようなサービスを提供しています。私は、看護師がやりがいを持って働き続ける組織を増やすことは、社会全体への貢献になると考えています。そして、そのような看護師が働きやすい職場環境を実現するためには、人材育成だけではなく、会社として適正な利益を出すための経営改善もとても重要なことと考えています。
 

合同会社manabicoは看護師の幸せの実現を通して、看護師だけではなく社会にとっても会社にとっても良い、まさに「三方よし」の実現を目指している会社です。

©️2021合同会社manabico