目次
はじめに
営業とは何かを考えた時、コトバンクで営業を調べてみるといくつかの説明があり、その中の一つに以下のような記述があります。
広義では企業などが利益を得るために事業を行うことであり、営業活動、営業時間などといった使い方をする。狭義では、生産や製造などと同様に、販売活動や販促活動を中心とした顧客を対象とする業務を意味する。
販売活動や販促活動は色々な方法がありますが、「コミュニケーション」はその根底に必ずあるものではないでしょうか。
今回ご紹介するピーター・ドラッカーの『マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則 』には、第6章マネジメントの技能の中にコミュニケーションについての項があります。
ドラッカーの言うコミュニケーションを手がかりに、営業とは何かについて一つの考え方をご提示します。
コミュニケーションを成立させるものは、受け手である
本書でドラッガーはコミュニケーションについてこのよう述べ、コミュニケーションは受け手がわかる言葉を使わなくては成立しないと言います。
営業も同じことが言えるのではないでしょうか。訪問看護ステーションにおいて営業を行う先は主として、「活動対象としての顧客=患者(利用者)とその家族」、「パートナーとしての顧客=主治医やケアマネジャー、病院等の連携機関」です。この2者がわかる言葉を使い分けてそれぞれの顧客に対応しなくてはなりません。
本書はマネジメントについて多方面から書かれており、目次を読んで興味を持った部分から読んでみると訪問看護管理者としてどのように行動すべきかの指針を示してくれるのではないかと思います。
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