目次
はじめに
訪問看護管理者の方々は日々の業務に追われる中で、自分の仕事の”そもそも”を考えたくなるタイミングはないでしょうか。そうしたときに、”そもそも”は曖昧でどこから考えればよいのかわかりにくいことが多いと思います。
こんな時に優れた問いかけがあると非常に考えが進めやすくなります。今回ご紹介する本はその優れた問いかけを提供してくれる本になります。
訪問看護管理者に有用な５つの質問
本書のタイトルに”経営者”という文字がありますが、組織や集団を動かしていくという意味において訪問看護管理者も当てはまると思います。以下５つの質問です。自ステーションの状況や顧客、ともに働く関係者の方々を思い浮かべながら自問自答するとよいと思います。
１．われわれのミッションは何か？ What is our mission?
２．われわれの顧客は誰か？ Who is our customer?
３．顧客にとっての価値は何か？ What does the customer value?
４．われわれにとっての成果は何か？ What are our results?
５．われわれの計画は何か？ What is our plan?
おわりに
仕事の経験から自分自身を成長させるには、内省（リフレクション）が必要だと言われています。看護師が内省によってどのように成長するのかについてや、経験学習については以前ブログでご紹介しました。
本の紹介『職場が生きる 人が育つ「経験学習」入門』経験から学ぶ力の三要素
訪問看護管理者の方が自身の業務を内省するきっかけにこの５つの質問が役立つのではないでしょうか。
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